りょう じゅ せん |
〜霊 鷲 山〜 |
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音写して耆闍崛山(ぎじゃくせん)ともいう。釈尊時代、インドのマガダ国の首都・王舎城(おうしゃじょう)。現在のラージギルを取り巻く五山のなかの一つで、その名は山頂が鷲の嘴(くちばし)に似ているからとも、山頂に鷲が住んでいたからとも伝えられている。釈尊はしばしここに留まり「法華経」「大無量寿経」「観無量寿経」などの経典を説いたとされる。法顕、玄奘の旅行記には、山頂にレンガ造りの説法堂の遺跡があったと伝えている。
日本では「霊山浄土」(りょうぜんじょうど)として理想世界を象徴するものとなった。 〜日本大百科全書(小学館)より〜
釈迦仏が在世した当時、マガダ国の首都だった王舎城の東北、ナイランジャナー(尼連禅河)の側にある小高い山である。現在はチャタ山と呼ばれている。 所在地図の表示 (ウキペディア・霊鷲山へリンク)
2003年 6月9日 インド仏蹟参拝で訪れたときの「霊鷲山」の動画・4分30秒 BGMは法華の香風より